腐る 02/10/06 (或いは或る映画の感想)


 台所の流しに小蠅が一匹飛んでおりまして、「ああ、何が腐ってしまっているのか」と流しに伏せられた鍋をどけて見ますと、人参の切れ端が転がっておりまて、摘み上げて捨てようとすると、親指と人指し指の間でドロリと形が崩れてしまいました。風邪を引いてから暫く料理はしていなくて、思い起こせば人参を使ってシチューを作ったのは一週間も前のことでした。だからその人参の切れ端は一週間もの間、そこで静かに腐っていっていたのでした。

 私はお兄ちゃんといつも買い物に行くのだけど、お兄ちゃんは自転車でいつも先にいってしまって、私はいつも歩いていくことになる。スーパーはそう遠くなかったから、そう遅れずにお兄ちゃんが買い物篭をぶらぶらさせている間に追いつくのだけど、そうやっているお兄ちゃんは大抵無言で私のことなんていないみたいに振舞う。

 身体を屈めて落ちたものを拾った後、身体を戻そうとすると何故だかよろけてしまって、本棚の角でおでこをぶつけ出血してしまいました。昨日は鼻のかみ過ぎ鼻血を出しましたし、一昨日は洗面台に吐き出した痰に血が混じっていましたから、三日続けて自分の血を見たことになります。なんだか最近ついてない。

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題未定 
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